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■66日間世界一周 前編

国の選び方は、アメリカとインドを除いて、行った事がなく、経済発展の可能性が
ある国にしました。仕事が目的だったので、観光地にはあまり行かず、代表的な大都市
に10日ずつ滞在して、興味のあるお店、会社、美術館を回りました。イギリス、フラ
ンス、オーストラリア、ペルー、中国など人気のある国は、行った事があるので外しま
した。

■インドネシア・ジャカルタ

今、話題のアジア期待の新興国の首都です。いきなり電車は自信がないので、空港
からホテルまでタクシーを利用。最新のBMWが登場。パネルがP Cの画面化していて、
やりすぎ感が満載。歩くことが目的でしたが、歩道が全く整備されていません。信号も
少ない。目的地が目の前にあってもなかなか辿り着けません。こんな経験は初めてです。
特にホテルのある北部は下町で、迷路の中を歩くという感じで初日から落ち込みました。
その代わり、バイクの量が物凄い。仕方なく移動は、バスと電車にしました。しかしキャ
ッシュレス化が進んでいて、現金では乗れません。「地球の歩き方」には、コンビニで
プリペイドカードが買えると書いてありましたが売っていません。やっとのことで入手
しても、チャージのやり方とか問題が山積みです。コロナのために、ネットでも最新の
情報が得られない場合があります。交通機関は、国によってシステムが違うので、新しい
国では、ゼロから調べ直さなければならず、相当ストレスになります。同じジャカルタでも
場所によって、建物、お店、住んでいる人、働いている人が全く違います。貧富の差が大き
いと感じつつ、高層ビルもたくさん建っていて、成長途中だと実感しました。イスラム教徒
が多いので、女性はほとんどがスカーフを被り、駅の上に礼拝所がありました。早朝になる
とイスラムのお祈りが流れます。朝もやの中にお祈りと雰囲気がありそうですがもやの正体
はスモッグです。近々、首都を移動するそうです。謎だったのは、文字。英文字ですが、イ
ンドネシア語なので全く判読不能。英語もほとんど通じません。会話を諦め、簡単な英語と
スマホの翻訳アプリを駆使しました。

ジャカルタ

ジャカルタからマレーシアのクアラルンプールを経由して、インドに向かいました。経由
地の空港は、どこも巨大で、クアラルンプールで迷いかけたので予習するようにしました。

■インド・ムンバイ

インドは20年以上前にも行った事があるのですが、空港に着いた時は、あまり変わって
いない印象でした。ホテルは、ムンバイの中心から離れた富裕層の住む街にあるビジネスアパ
ートメントのようなところ。そこから、リキシャに乗って最寄りの駅まで行って、電車に乗る
のですが、前回のインド旅行では寝台列車に乗りましたが、今回は普通の電車に初めて乗りま
した。ある意味、衝撃的な体験でした。ムンバイの中心に向かうにつれ強烈な匂いがします。
これこそインドの匂いと思いつつ、なんでこんなに匂うのかいろいろ考えてしまいました。
ムンバイは、超高層ビルのすぐそばに、ボロボロのビルがあったりと、貧富の差が隣り合わせ
になっています。道に関しては、Googleマップ通りに歩いていても、道なき道が多く、不安
になります。電車と自動車道の接続も、とても悪く、両方乗る人がいないのかもしれません。
ホテルの人が強く勧めるので、初めてウーバーを使いました。私が使っているeSIMは、電話が
使えないので最初不安でしたが、全てアプリで完結できて、使い勝手の良さに感動しました。
ちなみに乗った車は全てマルチスズキ、必要最小限の装備で、インドでのスズキの人気を理解
しました。インドは、20年前に比べると、20年分の進化をしたのではないかと思いました。

ムンバイ

インドから、カタールのドーハ経由で、南アフリカに行きます。ドーハも巨大なハブ空港で
その豪華さに、白人の旅行者たちがびっくりしていました。

■南アフリカ・ケープタウン

アフリカは、最初、ケニアとか、東アフリカを考えていたのですが、HISの担当者から強く
否定され、なら、南アフリカにしようとしたら、「谷口さん、ヨハネスブルグとケープタウン
は、世界で最も犯罪の多い街ですよ」と言われました。「地球の歩き方」にも、女性は、レイ
プされ、殺される覚悟をする必要があると、無茶苦茶なことが書かれてありました。ホテルは
安全な地域にありましたが、街の中心部に行くと、通りが1本変わるだけで、何とも言えない
不穏な雰囲気に包まれます。映画「第9地区」に出てくるようなスラム街は、郊外に点在して
いますが、見に行けるような場所ではありません。バスにも乗りましたが、乗っているのは黒
人の人だけで、それでも比較的裕福な人たちだと思いました。街歩きが危険だったので、観光
スポットや1日サファリツアーに行きました。9割以上が白人。言葉は、アフリカーンスという
ヨーロッパ系の言葉で話をしている人が多く、全く理解できません。街自体は、きれいなのです
が、それゆえに、インドネシア、インド以上に緊張を強いられる国でした。

ここまでで、心身ともにかなり疲れました。大きな理由としては、その国の交通機関などの
システムに合わせなければならないことと、危険回避です。気候も大きく変化します。そして
英語が通じない場合が多いです。街中でスマホを出すのはとても気を使います。旅レジによると
スマホがらみの犯罪が一番多い。飛行機の中が唯一リラックスできる空間でした。それでもビジ
ネスのフルフラットに乗ってばかりいると、だんだん飽きてきます。目が覚めるとどこにいるの
かわからなくなる時があります。

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