死のプロデュース 3(終活への道)
契約してみての感想です。
いつ始めるのが良いか?
最初の打合せから、公証役場で公正証書を作るまで、大体5ヶ月かかりまし
た。思い立って、調べ始めた時からだと半年です。事前に勉強していたので
気になったことがあればどんどん質問しましたが、日本RSはレスポンスも
早かったので、スムーズに進行できたと思います。ただ、いろいろ理解する
のにそれなりに時間がかかりました。また、契約作業にアナログ的な部分が
あるので、今後、アプリやAI等を利用して、よりわかりやすく、効率的にな
ることを願います。契約を結んだときは、60歳でしたが、もっと年を取っ
てから、これらの契約内容を理解するのは大変だと思いました。あまり早す
ぎると、ゴールの設定が難しくなりますが、ある程度、残りの人生の目処が
つきそうであれば、早く契約した方がいいと思いました。今後、終活業界が
進化して、現在よりもスムーズに契約ができる可能性があるかもしれません
が、それを待つより頭がはっきりしている時に、先延ばしをせずに最新のや
り方でやるのがいいと思います。
契約後にもお金がかかる
今後、契約がどのように実行されるかは、別の機会で報告します。一つだけ
注意したいのは、契約書を作るにもお金がかかりますが何かあって、契約通
りに実行すると、当然ながらお金(手数料)がかかるということです。契約
に手数料の目安が書いてありますが、それ以外の経費も、結構かかります。
今回、役所への書類申請を行政書士に一度だけお願いしたら、自分でやるより
も何倍ものお金がかかりました。これには少しショックを受けました。同様
の話を親戚からも聞きました。これらの契約を保険と考え、自分の頭がしっ
かりしている時は、先を見越して、自分でできることは、自分でやるのが良
いと思いました。実際に契約すると、何をしなければならないかを、微に入
り細をうがって、わかるようになります。まあ、ボケたり、死んでしまえば
手数料が高いなんて、言えなくなりますが。終活は、契約してしまえば終わ
りでなく、ゴールを設定してからも、できる限り、自分でアップデートして
いくのが理想だと思います。
三人の士業
今回の契約は、三人の士業の方達が関わりました。契約を結んでくれる日本
RS(行政書士・司法書士)。遺産の遺贈先の公益財団法人(行政書士)、そ
して顧問税理士(会社と個人の会計の両方をお願いしています。)それぞれ
考え方の相違があって、まとめるのに少し時間がかかりました。この時は、
自分の職業であるプロデュース力(異なる意見をまとめる)が役に立ちまし
た。手間ですが、士業の方も、同じ課題に対して、異なる見解を持つ方もい
るので、1人(会社)に全てを委ねるよりも、分散して、それぞれの意見を
聞きながら、自分が一番いいというやり方を選択するのがいいと思います。
運用と同じです。
楽しみ
根気のいる作業ですが、なるべく良い相談相手を見つけ(とても重要です。)
よき老後を送ることを目標にして(夢見るのではなく)時間をかけて、勉強
しながらやることだと思います。運用と共通する部分が多いです。そして、
自分の後始末を決めてしまうと、いろいろ余裕ができて、新たな楽しみを見
つけやすくなるのではないかと思います。個人的には、今回の契約作業は、
未知の多くのことを学ぶことができたので、それなりに楽しい作業でした。
実はサイレントフィルム基金も、遺言書を作るときに遺産をどうするかとい
う課題に、山口先生の「財団とかは?」という一言がきっかけでした。基金
については、HPのサイレントフィルム基金のところをご覧ください。
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