サイレントフィルム taniguchip

SMAPの思い出

1998年〜2012年まで、プロデューサーとして、SMAPの仕事をたくさんしました。
その中で特に思い出深いものを紹介します。

NTT東日本ガッチャマン(CM 2000年)

17年前です!日本のCMは進化しているのか?
企画:多田琢、監督:中島哲也 みんなそんなに若くなかった!

X’smap (スペシャルドラマ 2004年)

キャストの調整が大変で、いろんな人に怒られました。
撮影が始まってからも、ペースが遅いので、さらに怒られました。
視聴率は良くなかったけれど、いい作品です。
先日、T・バートンのBATMANを見たら、似たようなシーンが結構ありました。
当時、なぜ気づかなかったのか?
脚本:麻生哲朗、監督:中島哲也、音楽:菅野よう子

Dear Woman(資生堂TSUBAKIシャンプーの CM音楽 2006年)

SMAPの音楽だけ手伝いました。偉大なるクリエイティブディレクターである
大貫卓也さんのイメージ通りに作るために、あの手この手をやりました。
大貫さんが、Dear Womanという言葉ひとつ開発するのに、コピーがうず高く
積まれているのを見て、作詞が完成するのに、どれくらい時間がかかるのか
戦慄したのを覚えています。しかし、作詞の麻生さんは、ほぼ2回で大貫さんを
クリアー。ここにも天才がいると思いました。

We are Smap(コンサート 2010年)

映像(監督:黒田秀樹)、日本でほぼ初めてのコンサートでAR(しくみデザイン)、
特典映像のディレクションなど、いろいろなことをやって、ほぼ力を出し切った感じです。
2006年のコンサートでも、まだ3Dブームになる前に、日本で初めてコンサート用に3D映像を作りました。

番外)
JRA (木村さん CM 2000年)

最初の一本で年間の制作費の大半を使ってしまいました。伝説のCMです。

BLACK ROOM(木村さん ドラマ「世にも奇妙な物語」 2001年)

個人的には、石井克人の最高傑作の一本だと思います。

富士通FMV(木村さん CM)

まとめて見るとすごく面白いシリーズです。共演者が豪華。 岸部一徳、哀川翔、三谷幸喜、原田芳雄、カビラ兄弟、石田純一等々。よくスケジュールがあったものだと思います。

P&Gアリエール(草なぎさん CM)

キャスティングが、商品とドンピシャで、スポンサーからとても感謝されました。

山のあなた 徳市の恋(草なぎさん 映画 2008年)

ふりかえると、チャレンジの連続でした。大げさな話でなく、追い詰められて 自殺しようと思ったことも3回くらいあります。でも自殺しなくてよかったです。 よくやらせてもらったという感じです。感謝感激です。しかし良いことばかりではなく、 SMAP関連にどっぷりはまってしまったため、ネット系の新しいテクノロジーを 身につける機会をのがしました。会社を作って、自分でやるようになって、 やっと生活できる程度に取り戻すことができました。集中することには、 一長一短があります。

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